マイナー・リーグの人気は落ちない、というニューズは、5月号に出ています。
4月の全マイナー・リーグの動員数は、11リーグ、136クラブで合計525万9403人
を動員。9年連続して4月に500万人突破になりました。
平均3720人は昨年比0・7%ダウンですが、昨年は、試合数がずっと多く、ほぼ同じ
ペース、と見てもいいでしょう。
昨年は666万5662人動員の史上最多でした。不況でメジャーの動員が落ちて
いるときだけに、地方都市のファンの熱心なサポートは、素晴らしいではありませんか。
特に、下位リーグの動員がアップしているのが目立ちます。
フロリダ州立リーグは23・1%増加、ミドウェスト・リーグの11・2%、イースタン・リーグ
の10・1%増加、と続きます。
地方小都市球場は、収容力が小さいのですが、チケットは安く(高くても10㌦)
庶民の憩いの場になっている、のが、良く分かります。
マイナーで平均最多動員を誇るのは、ダウンタウンに最新球場を新設した
コロンバス(日本の大家投手がプレー)の8996人。連日満員の盛況です。
コロンバスは、前にこのコラムでも紹介しましたが、いつか、再び訪ねたい、
と思っています。今度は、市内中心の公園内に移り、アクセスも便利。
どんなニュールックになったのか、楽しみにしています。
コロンバスのホーム・ページにも、球場の全容が出ていますから、参考に
してください。
一番減少したのは、豚インフルエンザ発症の地、メキシカン・リーグ。
マイナス16・8%のダウン。一日も早い再起を祈っています。
コロンバスが所属するインターナショナル・リーグは14クラブが、ホーム開幕戦
動員新記録。開幕戦の平均動員は9891人になりました。マイナー・リーグ
はまさに地元活性化の原点。見れば見るほど面白い、と、感じます。
了
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