ナ・リーグ西地区のジャイアンツは、非常に楽しみな球団です。
素晴らしいのは、サイヤング賞受賞投手がも3人そろう豪華な先発陣です。
サイヤング賞トリオは、グラビン、スモルツ、マダックスがいた2002年の
ブレーブス以来、7年ぶりです。ダイヤモンドバックスと再契約せず、引退か、
と言われていた、45歳の超ベテラン、ランディ・ジョンソンを、ドジャースと
競り合って入団させた、フロントの成功が大きい、でしょう。
昨年、大金契約しながら、制球に苦しみ、全く期待外れだった、バリー・ジトが
ランデイに刺激され、生き返りつつある効果を生みました。
トリオでは一番若いティム・リンスカムはオープン戦から好調。5月5日の
カブス戦に先発勝利(3勝1敗)を挙げました。2年連続三振奪取王へ、
すごいペースです。今季も先発の柱に期待されます。
サンフランシスコへ行けば、このトリオの誰かが投げるはずですから、
一見の価値は十分にあります。
ランデイは4月19日、古巣のダイヤモンドバックス戦に初勝利。
5月1日のロッキーズ戦に2勝目。通算297勝。悲願の「300勝投手」へ
”あと3勝”です。体調に問題がなければ、現役22年目でついにゴールする
はずです。ジャイアンツでは、「ホームで達成させたい」と、6月にも
大記録の祝勝イベントを準備しています。
目下、シカゴに続いて、コロラド、ロサンゼルスのロード。次に迎えるホーム・シリーズは
5月11日からのナショナルズ、メッツ7連戦。ホーム日程を調べて,お出かけに
なってはいかがですか。
リンスカム首振り人形プレゼント・デーは、5月17日(日)のメッツ戦(午後5時
プレーボール。3連戦の最終日)です。
先着2万人限定のプレゼントなので、このチャンスをお見逃しなく。
今季は17連戦が3回、16連戦が1回。最長の20連戦は7月17日から。
ホーム休日は6日ありますが、移動日は6日(大陸横断2回)。移動日なし
の移動は8日もある、相当きつい日程です。
インター・リーグは5カード(すべてア西地区)。”ベイ・エリア対決”のライバル、
アスレチックスとは2回。6月12日からホーム。6月22日からオークランド
の3連戦。
ジャイアンツは「クリーン球場」のスローガンを掲げる”グリーン09運動”
を展開中。7回裏のストレッチのとき、「リサイクルに協力を」と、グリーン・
チームが巡回します。アクセス便利なAT&Tパークへ出かけましょう。
了
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