タイガースは今季も苦難の予想です。キャンプ終了直前に、3番打者、
ゲリー・シェフィールド外野手を解任(急転メッツ入り)するハプニング。
さらに、マーリンズから移籍した左腕、ドントレラ・ウィリス投手も
またまた故障リスト入り。大金を投じた2人が今季も全く働かないのでは、
獲得の失敗は大きい、と思います。
特に、今季の契約を残しているシェフィールドには、今季の年俸1400万㌦
(約14億円)をそっくりタイガースが支払う羽目になります。もう少し前なら、
日割り計算で解雇できる手も打てましたが、この時期では遅すぎました。
大金スターを集めた「オールスター打線」と、自負した2008年、
全く投打がかみ合わず、ついに、最下位転落の大誤算の1年でした。
特に目新しい補強もないまま、激戦のア・リーグ中地区で抜け出すのは容易なこと
ではありません。
他球団のような最大20連戦はありませんが、10連戦以上は8回もあります。
最多は17連戦(7月31日かあr8月16日)。休日は全部で16日(ホーム休日は
5日)ほとんどは移動日なので休みを取るのは難しいようです。
開幕は4月6日、トロント。ホームはレンジャースを迎えて10日からデトロイト
のデーゲーム3連戦。
「オンデック席」が最高の値段(プレミア相手で77㌦。一般は70㌦)ですが、
いずれも7700円以下。他球団の最高席と比較すれば安い方です。
あとは10㌦台の席がほとんどで、チケットは楽に買えるようです。
プロモーション・デーはホームで毎日組み、4月13日にはM・カブレラ・デー。
首振り人形が先着1万人にプレゼントされます。
デトロイトだけの特色は、ホーム開催の金、土試合後には「花火ショー」を
開催することです。
7月11日は黒人リーグ「デトロイト・スターズ」を記念した帽子を1万人に
プレゼント。10月2日からのラスト閉幕シリーズ(ホワイトソックス3連戦)は
連日ファン感謝デーです。
インター・リーグはナ中地区5球団と、ロッキーズ(5月22日からホーム
3連戦)の対戦。他のカードは、パイレーツ(6月12日から)カージナルス(16日から)
ブリュワーズ(19日からホーム)カブス(23日からホーム)最後はアストロズ
(26日から)になります。
一番安いチケットは「スカイライン」席(外野の最上段)がわずか5㌦(500円)
ですが、今や、デトロイトは自動車不況のまっただ中。失業者は町にあふれ、
とても、野球どころではないようです。
まさに、前途多難なタイガース。再び栄光は来るでしょうか?
了
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