ラミレス外野手のドジャース復帰を記念した企画がすぐに出現しました。
ドジャースのサポート企業「ジェット・ブルー航空」は彼の背番号「99」にちなんで
南カリフルニア住民限定で、大陸横断チケットを99㌦(約9500円)の破格値段
で売り出しました。1週間の期限付き発売ですが、通常の約3分の一の値段。
ロングビーチ空港(ロサンゼルス地区)からボストンへ、または、バーバンク空港
(これもロサンゼルス地区)からニューヨークのJFK空港へ、自由に選択できる、
ということです。
「みなさん、マニーのプレーしていたボストンを訪問するのはいかがですか。
これは、滅多にないチャンスですよ」と、マーティー・セントジョージ同航空副会長。
これからも、ラミレス便乗商品は続々と出てくるようです。
「キャンプもせず、こんなに長くプレーしていないで大丈夫なのか?」と、心配に
なりますが、”メキシコの怪童”と言われたバレンズエラ投手は、1981年、
契約遅れでオープン戦は2試合だけで開幕に臨み、19勝してサイヤング賞受賞。
1966年のサンデー・コウファックス投手も契約したのはオープン戦最終週
でしたが、27勝してサイヤング賞。
ジョー・トーリ監督は「打者でもディック・アレンはほとんど練習出来ずに開幕したが
活躍し、昨年末に引退したジェフ・ケント二塁手も、オープン不出場だったのに
開幕戦にホームランした・スーパースターは必ずやる、と信じている」
と、断言しています。
「40歳以降は契約しない。年俸の分割払いも譲れない」と、方針を変えない
ドジャースにラミレス側も折れ、めでたく妥結しましたが、さて、無事に
昨年のような大活躍ができるかどうか、これは、ペナントの行方を左右する
注目の問題です。
了
コメント