ホワイトソックスは、2008年の動員はア・リーグ5位の250万648人(平均3万872人)
で悪くはありませんが、シカゴ市の北に位置するカブスは330万200人。
平均4万743人と、メジャーではトップクラス。約80万人もの動員差を付けられ、
ファンを集めるのは、勝つしかありませんが、ホワイトソックスは、リーグ2連覇
はないのです。
シカゴ市南部にある、USセルラー・フィールドは「あっちは治安が悪い」と、
比較的敬遠されているので、ファン集めは大変です。
今季は、チケットを4種類設定し、相手球団の人気度に応じた格差を設けて、
呼び込む苦心の日程を作りました。
チケットは①レギュラー(27日)②プライム(32日)③プレミア(16日)
④バリュー・マンデー(6日)の4区分けになっています。
プレミアのスカイボックス席は③が67㌦(約6430円)②が57㌦(約5500円)
①が53㌦(約5100円)と、微妙に分けています。
ヤンキース、レッドソックスの人気球団はプレミア値段。あとは開幕戦
(4月6日、ロイヤルズ戦)と、インター・リーグのドジャース・シリーズ(6月
23日からの3連戦)ダービー・マッチのカブス・シリーズ(6月26日から3連戦)に
なります。
プロモーション・デーも数多く組んでいますが、ここは「先着1万人限定」などとは
言わず「全員にプレゼントします」と、大判振る舞いがうれしい。
開幕戦はチームの旗と、マグネット日程表。4月10日はカレンダー。
毎月「キッズ・デー」を設け、家族で過ごせるように演出しています。
毎月1回は花火デー。ここの花火は電光掲示板の背後に盛大に打ち上がる
ので、見た目にも華やかです。
インター・リーグ(18試合、6カード)は5月22日のパイレーツ・シリーズから。
あとホームは6月23日からのドジャース、6月26日からのカブスのともに3連戦。
カブスとは、6月16日からはリグレー・フィールドの3連戦のロードで6試合も
対戦します。
昨年の”シカゴ・ダービー”は3勝3敗の五分。ともにホームでストレート勝ちでした。
今年もライバル同士は火花が散る対決になりそうです。
了
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