ヤンキースの名捕手で主将を務め、優勝に貢献した、サーマン・マンソンを記念する
「サーマン・マンソン賞」の受賞者は、メッツの中心スター、カルロス・ベルトラン外野手、
1969年の王座に就いたメッツが選ばれました。当時のメッツを代表して
ロン・スオダ外野手が授賞式に出席。いわばダブル受賞になりました。
ヤンキースのジョニー・デーモン外野手、NBAニューヨーク・ニックスのオールスター選手、
アラン・ヒューストン、水泳五輪金メダリストのダラ・トーレス、NFLニューヨーク・ジャイアンツ
のデビッド・タイリーも同時に選ばれました。
マンソンは航空機事故で、1979年8月2日、カントン(オハイオ州)で亡くなりましたが、
その攻守にわたるリーダーシップ、献身的な惜しみないチーム愛で、今も慕われている
選手です。
メッツの優勝40周年を祝う形の表彰で、スオダの他、バド・ハーレルソン遊撃手、
エディ・クランプル一塁手、エド・チャールス三塁手らの現存するメンバーも
出席しますし、名将、と言われた故ギル・ホッジス監督未亡人、ジョアンさん、
息子のホッジスJ、故トミー・エイジー中堅手の未亡人、マキシーさんも同席
します。表彰式は今日、2月3日、ニューヨーク・マンハッタンのグランド・ハイアット・
ホテル宴会場です。
1969年はメッツとともに、ニックス(NBA)ジェッツ(NFL)もそろって優勝した
トリプル”アメイジング40周年”にもなります。
この午後はギャラガー・ステーキ・ハウスへ移り、会費75㌦(約7000円)
で3チームの合同祝勝会も開かれます。これは、3コースのランチ・タイムを楽しみます。
スオダ外野手は今もダイビング・キャッチする美技の写真が残っており、
オリオールズに快勝したメッツの立役者になりました。
このニューズはニューヨーク・ポスト紙が伝えたもので、私は、全然知りません
でしたが、熱心なメッツ・ファンの蓮見晴子さんがキャッチ。メールで教えて頂いたものです。
この2年間、9月に失速しているメッツは、今年こそ、フィリーズを抜いて
地区V、ナ・リーグ優勝を飾って欲しいものです。新シテイ・フィルドの完成
も近く、新しいシーズンを迎えるにふさわしい話題ですね。
蓮見さんに感謝、感謝です。
了
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