今年、節目の年を迎えるのは、創立40周年の4球団です。
1969年にチームが誕生した、ミルウォーキー・ブリュワーズ、カンザス・シテイ・ロイヤルズ、
サンディゴ・パドレス、モントリオール・エクスポズ。
ミルウォーキーは当初、シアトル・パイロッツでスタートしましたが、わずか1年でサヨナラ。
翌年からミルウォーキーへ移転しました。だから、厳密に言えば、今年は40周年
ではないわけですが、大リーグ拡張の流れに沿って誕生した40周年記念の球団
には違いありません。
モントリオールもすでに消滅。現在はワシントンへ移転して、ナショナルズ、とチーム名
を変更。かってのエクスポズは残っていません。
さらに、パドレスも今や身売り寸前。前ダイヤモンドバックスのCEO、J・モラド氏を
筆頭の投資家グループが買収寸前です。
どの球団も、試練の嵐を乗り越えてきたのですね。
ミルウォーキーは、シカゴの北。ミシガン湖に面した、歌にも歌われるほど有名な
ビールの都。昨年はプレーオフに進出しましたが、あと一歩及びませんでした。
このオフの痛手は、エースのC・C・サバシーア投手がFAになり、ヤンキースへ
移籍したしまったことです。さらにベン・シーツ投手もFAのまま、残留するか
どうか、引き留めらえるか、前途は?のままです。
その苦痛を振り払うイベントが1月24日、ダウンタウンの中心地、ミドウェスト・
エアライン・センターで午前10時から開催されます。
いわば、ブリュワーズのファン集会。「ブリュワーズ・オンデック」です。
大人15㌦(前売り。当日は20㌦)の有料開催。チームのほとんどのスター、
監督、コーチが出席。サイン会や野球クリニック、グッズ販売、貴方も
放送してみませんか、国歌斉唱コンテスト、など、夕方まで盛りたくさん
のイベントが用意されています。
この前日には、殿堂入りの地元の名アナ、ボブ・エッカーさん主催の
「ウィンター・ウォームアップ」イベントもリバー・サイド劇場で開催。
ほぼ同じ趣向の催しです。
資金難から大金球団とは太刀打ちできないブリューワース。若手の
成長でピンチを切り抜けるかどうか、見守りたいものです。
了
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