シカゴには充実した観光案内所があります。レッド・ラインに乗り、ループ・エリア
の「ステート・レイク駅」下車、ワン・ブロックのアクセス便利な場所にあります。
駅の「ランドルフ通り」口へ出て、目の前にある大きなデパート「マーシャル・フィールズ」
を過ぎて、通りを挟んだ石造りの立派なビルの1階に案内所があります。
このビルは1987年、シカゴの第1号図書館でオープンした、クラシック建築の荘厳な
建物です。もう121年もの歴史があるのですが、石段を上がり、中に入ると、
モダンな配置の観光案内所が広がります。
午前10時から午後7時までオープン。正面中央には、カフェがあり、ここのパン、
サンドイッチ、コーヒーがおいしい、という評判です。
ここには、椅子、机、ソファも並び、探し当てた資料を研究するには、絶好のホールです。
時間内なら、ゆっくりしていても、誰にも妨げられませんし、静かに研究している
人ばかりなので、時間を忘れるほどの、絶好の場でした。
「シカゴ歴史博物館」にも、通りに面してカフェがありましたが、ただ椅子が配置
されているだけで、自動販売機も、何もなく「今はレストランと併設する工事中です」
とあり、(隣のグッズ・ショップは書籍、関連資料とも充実していますが)やむなく
去りました。
資料コーナーは、ホテル、鉄道などの交通手段、各美術館、博物館案内、
レストラン、カフェ、映画、公園、などがきちんと分類され、自由に
手に取って調べることができます。ホテルには資料が乏しいので、
面倒でも、このセンターに来て、調べてから、行動を起こすのが、お勧めです。
ベテランの男女案内係員が、親切に相談に乗ってくれるので、分からない
ことは、すぐに、訪ねるのがいいでしょう。すべて無料です。
このレイク駅の交差点角には、全米チェーンの大手書店「ボーダーズ」が
あります。
ここの本ぞろえの充実ぶりは一級で、私も、カブス関係資料本は、ここで
調達しました。
センターを出て2ブロック歩けばミシガン湖。散策にももってこい、の場所です。
了
コメント