ワールド・シリーズの優勝トロフィーが、13日、ニューヨーク・マンハッタン、5番街
57丁目の宝石店「ティファニー」のショー・ウィンドーに展示されました。
2000年から続いている、シリーズ開幕前の恒例の行事です。5番街散策の人たちも足を
止めて見やります。30球団の旗がなびく、黄金に輝く円形のトロフィー。
シリーズ開幕前には、第1戦のホーム球場へ運ばれます。
頂点に立つのはどこか?今の勢いでは、ア・リーグは波に乗るレイズが
初出場。ナ・リーグもドジャースに王手を掛けているフィリーズ。ともに東地区同士の
対決が有力になりました。
このカードは、全くの初顔合わせ。今季はインター・リーグでも対戦して
いません。今春のフロリダ・オープン戦で、2回対戦し、レイズが9-1、
3-1で2連勝しています。
試合ごとに迫力を増すレイズの攻守走。未経験の心配など吹き飛ばし、
ヤング・ナインは、恐れを知らぬ最強集団へ、と走っています。
今年度も、オールスターは、ア・リーグが勝ったため、レイズのホーム、
セントピタースバーグ市「トロピカーナ・フィールド」で、22日、開幕
します。これまで、フロリダ・マーリンズに先を越されていたレイズは、
注目の初陣になります。
感心したのは、リーグ決定戦初勝利を挙げた、11日の試合開始前のセレモニー。
レイズは始球式に、チーム創立から11年間のシーズン席保持者
を招待。この方々が横に並んで投げました。
当初はファンも集まらず、閑古鳥がないていた球場に、熱心に通ってくれた
支持者への感謝を込めた招待でした。いかに、レイズは、地元ファンを
大事にして、「この日あるのは、サポートのお陰」と、謝意を表したか、良く
分かります。
今度は、レイズはどんな趣向を見せるか、楽しみになりました。
了
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