バッファローの博物館、その５

「スポーツの歴史が深いバッファローにスポーツの殿堂がないのはおかしい」と、非営利団体

を組織して創立のリーダーになったのは、保険・不動産グループのジョン・カペルスキー氏、

と言われています。同氏はシラキューズ市（ニューヨーク州）にも、スポーツ殿堂を創立

した人物で、バッファロー市に移住して気が付き、自分が音頭を取った、のでした。

このアリーナに殿堂が設けられたのは、１９９９年１０月7日です。

選考委員会を作り、「この地区を代表する功労者で、パフォーマンスの優れた者」

という資格を設定して、毎年秋に、このアリーナで表彰式（ディナー・パーティー）

を行っています。

１９５０年代にジャイアンツの右腕エースだった、サル・マグリー投手は、ナイアガラ

滝地区の出身で故郷に戻り、後進の指導にも力を尽くした功労者でした。

フィリーズのデーブ・ホリンズ三塁手もバッファロー出身。そのユニホームも

飾られています。

クーパースタウン入りした黒人リーグのレイ・ダンドリッジ三塁手は、バッファロー

の会長も務めました。

このアリーナへは、メイン・ストリートを徒歩で楽に行けます。左右に並ぶ

商店街の散策がてらの終点なので、アリーナ訪問も楽しいでしょう。

メインストリート中央にある「マーケット・カフェ」にも、多彩な店が並んでいますが、

入り口近くにある「ヴィジター・センター」は、最初にご利用をお勧めします。

ここは、実に案内パンフレット、ガイド類が豊富。ナイアガラの滝観光の相談にも

乗ってくれます。ガイドブックも十分もありますし、親切に係員がアドバイスもしてくれます。

住所は６１７ＭＡＩＮ　ＳＴ、ＳＵＩＴＥ２００。ホームページはwww.visitbuffaloniagara.com です。

ＨＳＢＣアリーナのホームページはwww.hsbcarena.com です。

アリーナは屋根がグリーン、茶色の外壁が特徴ですぐに分かります。

メイン・ストリートは道路も広く、歩道もゆったり。市内の環境はいいですネ。

了