この漫画博物館の生みの親、シュルツさんは、2002年2月、晩年を過ごした
サンタローザ市(カリフォルニア州)で亡くなりました。
サンフランシスコ市の北西にあり、人口12万人の小都市ですが、ここに、故人の
業績をしのぶ「シュルツ博物館」が誕生。スヌーピーの様々のキャラクターが
展示され、世界各国から漫画ファンが訪ねてきます。
この博物館の住所は2361 HARDIES LN、SANTA ROSA。ホームページ
もあります。www.schultzmuseum.org(英文)また、日本語のページも開設されているので
便利です。www.snoopy.jp/museumへアクセスしてみてください。
サンフランシスコ漫画博物館で、2005年5月から約半年、「ヒストリック・ベースボール・
カートゥンズ」の展示会が開催されました。
昔から、アメリカでは、野球漫画は盛んで、この展示は1945年から20年間に期間限定
した作品を集めたので「ヒストリック」と、銘打ったものです。
赤いころのウィリー・メイズの作品や、太った選手をユーモラスに描いた絵など、楽しめる
ものでした。2回目の展示がいつあるのか、未定ですが、博物館では
「将来、機運が盛り上がる作品が出てくれば、新たな計画も立てます」と、
話しています。
最近は、2007年限りでプレーしていない、バリー・ボンズ外野手を扱った作品が
多く、「ステロイド!」と、連呼するファンを描いた批判作品が目に付きます。その反面、
ボンズ愛好家も少なくなく、「リターン!」の漫画もあります。
地元の大手新聞社「サンフランシスコ・クロニクル」紙も、常時漫画を掲載しており、
最近「掲載30周年記念展」を、この博物館と共催で行いました。
了
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