昨年5月に少し触れていますが、改めてカンザス・スポーツ殿堂と、ウィチタのマイナー
球場「ローレンス・デュモント・スタジアム」のことをお伝えしたい、と思います。
カンザス・スポーツ殿堂は、ウィチタ空港からダウンタウンへ行き、1番通りと、2番通り
の間、ミード・ストリートに面して建つ赤茶色の煉瓦の外壁の建物です。
同じ色の煉瓦を敷き詰めた前庭、正面入り口のブルー鉄骨の玄関、アメリカ国旗、
カンザス州の旗がひらめき、クラシックでモダンな外観は魅力十分です。
全米の祭日以外は無休。年間オープン。午前9時から午後5時まで。
入館料金は大人7㌦(約800円)。「ここでパーティーもできます」と、貸し切りの
レンタル・サービスもやっています。
毎年行われる殿堂入り表彰式は、この煉瓦張りの前庭で青空パーティーです。
これも他の殿堂にはない、市民とともに楽しむ明るいやり方ではないでしょうか。
空港からはタクシーで片道16㌦(約1700円)でOK。ほとんど一本道で
時間も早く快適でした。ダウンタウン巡りをゆっくりやるなら、ホテルも大手チェーン
からミニ・インまで多数あります。空港の案内所で市内の地図も無料で手に入り
ましす、カンザス・ウィチタの案内地図は分かりやすく編集してあるカラー図。
これは、タクシーに乗る前にぜひ手に入れたいものです。
この殿堂の一画は「オールドタウン」と、呼ばれ観光地。昔の古いビルを残した
オールドタウン・スクエアは飲食店、テントの屋台がずらりと並び、ところどころに
オブジェも置かれています。市電のようなオールドタウン・カーも巡回しており、
これは便利な乗り物です。
この道路の上に昔の「サンタフェ鉄道」の機関車が展示されています。
このオールドタウンの宿泊には歴史ある「オールドタウン・ホテル」と大手の
コートヤード・マリオット」ホテルもあります。料金もリーズナブルです。
一泊観光にはお勧めします。
芝生公園「アートマーケット・プラザ」をはさんで建つ「ワールド・トレジャラー博物館」は、
2008年5月に新たな巨大恐竜の完全復元骨格模型が展示されました。
タクシーの運転手も「あそこは面白いよ。ぜひ見て行ってくれ」と、私に勧めたほどです。
了
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