カンザス州出身のメジャー・リーガーは多いのです。
ヤンキースで2回優勝、1961年からワールド・シリーズ2連覇のラルフ・ハウク監督は、
カンザス市の隣町、ローレンス出身。通算20年間、1619勝の名監督でした。
パイレーツのフレデイ・クラーク外野手はカンザス州ウィンフィールドで亡くなりましたが、
左打ちで通算2703安打、監督でも1602勝を挙げた初期の時代のスターでした。
カンザス州中部サリナ市の出身、ジーン・モウク監督は26年間1902勝しましたが、
ついにメジャーの王座を果たせなかった”悲運の名将”で知られています。
カンザス州ピッツバーグ出身のビル・ラッセル遊撃手は、ドジャースで18年間、
ワールドシリーズ優勝4回。黄金内野の要で監督も務めました。
これらスターたちの詳しい紹介は、タッチスクリーン・キヨスクで、すぐに
検索できます。
これら殿堂入りの方々は、額入りの精密スケッチ似顔絵で飾られています。
すでに殿堂入りされたのは2007年で166人にもなります。
この博物館は毎日オープンしているので、時間があればじっくり見たいところです。
このオールドタウンにある、もうひとつの目玉「ワールド・トレジャラー博物館」は
大人6㌦の入館料。これも毎日午前10時オープンです。
ダイノソアを始めとする巨大恐竜の骨格模型展示が売り物です。
他にも様々の展示がありますが、戦争の歴史展示や、小規模ながら、
カンザス・スポーツの一室もあります。
ちょっと覗いてみるのもいいでしょう。
この2つをじっくり見て回る、となると、空港からタクシーで往復、というわけにもいかず、
オールドタウン・ホテルか、コートヤードに一泊するのが順当かもしれません。
次はNBC野球の本拠、川向こうの「ローレンス・デュモン・スタジアム」を訪ねて
みたい、と思います。
了
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