インディアナポリスのビクトリー・フィールドは、歴史が古く、かっては「ペリー・スタジアム」
という名で1931年に開場しました。それが、ビクトリー・フィールドと、改称されたのは、
第2次世界大戦でアメリカの戦勝を記念した名付けられたもので、その後、1967年
8月30日、選手から会長へ昇進した、J・ブッシュ氏の命名「ブッシュ・スタジアム」になり、
現在の一新した姿になったのは、1996年7月11日でした。
カンザス・シテイ本拠の野球場建築最大のHOKが設計施工、ニュールックになりました。
有名なテレビ解説者、ボブ・コスタス氏は「マイナー・リーグ一番のいい野球場」と、
絶賛した、という伝説もあります。
センター後方の西ゲートから入ると、左右へ広がるコンコースが便利で、どの場所
にも自在に行くことができます。入場、退場もどちらへ回っても、自然にゲートへ
出ることができます。この流れがいいのです。
収容1万5500席。外野の芝生席は約2000人。大きくもなく、小さくもなく、
まさに、手頃の野球場です。
西ゲート門の左右に、インディアンスの殿堂入りしている、往年のスター写真が高く掲げて
あ一対の塔があります。1面に4人ずつ。合計16人。みんな、インディアナポリス・
インディアンス時代のユニホームを付けている表情写真です。
他の球場の場外展示は、すべて内部に設営されており、チケットを買わって入場しないと、
鑑賞することはできません。しかし、この展示なら、だれでも仰ぎ見ることができますし、
夜間はライト・アップされているので、1日中、眺められる設計は面白い、
と、感じました。この中には、若き日のランデイ・ジョンソン投手や、ヤンキース
の61本塁打した、ロジャー・マリス外野手もおりました。
左目に打球を受けるアクシデントで、悲劇の投手、と言われる快速球の左腕、
ハーブ・スコアも飾られています。
もう、スコア投手の歴史も遠い彼方になりました。
了
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