7月13日、ヤンキースタジアムで開催される、「第10回フュチャーズ・ゲーム」
のアメリカ選抜チームは、北京五輪代表に決まりました。マイナー・リーグの
選抜選手は出身国別に、アメリカ、世界(その他の国)と別れて対戦してきましたが、
今回は、8月の北京五輪へアメリカ代表の壮行試合を兼ねて行われることになり、
さらに、正規の9イニング試合になりました。
この試合にアメリカ五輪代表が出場するのは、2000年のアトランタ五輪以来、
8年ぶり、2度目です。これまでのフュチャーズ・ゲームは7イニングの短縮試合
で打ち切りになり、9回までやるのは、2000年以来のことです。
「今年こそ金メダルを手に」と、いうアメリカの意気込みが分かります。
マイナー選手とはいえ、星野ジャパンの強敵になりそうです。
監督は世界選抜が、元ヤンキースの人気一塁手、ティノ・マルチネス、
五輪組は、ブレーブスの二塁手、巨人にもいたデーブ・ジョンソン。ジョンソンは
監督でも通算1148勝888敗。1986年メッツを率いてレッドソックスを4勝3敗
で破り、ワールドシリーズ優勝の実績がある名将です。
出場メンバーは6月26日、午後3時、MLBから発表される予定です。
ともに25人。アメリカ代表(チームUSA)は予選を通過、台湾での国際大会にも優勝。
審判も五輪出場の方が担当します。
マルチネスは監督経験はないのですが、マリナーズからヤンキースに移籍。
ヤンキースの連覇黄金時代を築いた主力メンバー。とてもハンサムで、
2005年に現役引退発表を、悲しんだファンも多かった人です。
この日は「オールスター・サンデー」と呼ばれ、12時30分からESPN2が全米中継。
日本のマイナー選手も選ばれるかもしれません。
チケットの売れ行きも過去最高、という評判です。
了
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