インディアンスのヘリテージ・パークには、新工夫もあります。
地面に赤茶色のタイルをはめ込み、ファンの寄付金募集をやっている、ことです。
このタイルは「ブリック・ペイバー」と言われ、３種類の大きさがあり、開設当初から
一般募集を始めました。すでに、大半の地面は埋まっていますが、インディアンスでは
「貴方の名前は永久に残ります。ぜひ参加を」と、今年いっぱいは募集を続ける予定です。
大きさによって値段（寄付金）が違い、最高は３７５㌦（約３万９０００円）。真ん中は３００㌦
（約３万１５００円）。一番小さいのは１５０㌦（約１万６０００円）です。
どのペイバーも、簡単なメッセージと、名前が書き込めるので、（茶色地にシロ文字）だれが
なにを残したか、良く分かります。
鑑賞する人々がこの地面を踏むので、次第に文字がかすれ、消えてしまうかもしれません
が、インディアンスはメンテナンスを怠らず、保存に努力するそうです。
同じ地面には「歴史的な記念の瞬間」と、題した、黒御影石のプレートがはめ込まれて
います。下段にあるこのメモラブル・モーメント石は、１年間で、もう、かすれて、読めない
場所もあります。それだけ、多くの人がここを訪問した証し、ではないでしょうか。
了
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