フィニックス市から西へ伸びる10号線を西へ直進、124出口
からユマ・ロードへ行けば、グッドイヤー市に入ります。車で約20分の距離です。
2006年12月21日、アリゾナ州が資金の5割を負担する条件で、
「グッドイヤー・リクリエーショナル・スポーツ・コンプレックス」建設が承認され、
2008年夏にはスピード完成の予定。グレンディール市より一歩先んじて、
迎える準備が整います。
起工式は2007年9月17日。クーパースタウン殿堂入りの名投手、ボブ・フェラーさん
が始球式。ポール・ドラン・オーナーも出席。「チーム史上最高の環境
に恵まれる」と、感謝のあいさつでした。
メイン球場は収容8000人。他にフル練習できるフィールドが6面、
サブ練習場2面も併設。クラブハウス、他の施設もそろいます。
フル練習場2面は、インディアンスが年間使用予定。他の4面は市民
優先使用、となっています。
総工費7500万㌦(約78億円)。メジャー球場の設計を一手で引き受けている
カンザスのスポーツ設計事務所「HOK」が担当しています。
人口は5万6000人。住民の大半は大手タイヤメイカー、グッドイヤー社
務めの人。生活も豊かで「アリゾナの西部は開拓の余地が十分あるから」
と、パイオニア精神に燃えています。
インディアンスは、現在はフロリダ州ウィンターヘブンでキャンプ中
ですが、かって、アリゾナ・キャンプ開拓のパイオニアでした。
「久々に戻るアリゾナで最高の設備に迎えられるのはうれしい。
年間を通じて、リハビリ、マイナー選手育成に取り組みたい」
意気込みです。早ければ2008年にも一部使用したい、意向、と言われています。
了
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