史上最高のキャンプ地が、2009年2月に誕生します。フィニックス市の
すぐ側にある、グレンディル市が昨年発表した新スポーツ・コンプレックスです。
何と、開発投資資金は7680万㌦から8000万㌦(約84億円)の巨額。
同市には、フィニックス大学スタジアム、として2006年8月に
完成した、NFLカージナルスのフットボール専用スタジアムがあり、
2008年2月、初めてスーパーボウルを開催。その近代施設を世界に披露しました。
このスタジアム前にはNHL、コヨーテのホーム「ジョビング・コム・アレーナ」もある、
アリゾナ州最大の、プロ施設タウンになりました。
そこに、隣接してさらに建てる、という壮大な計画です。
1910年代には、人口わずか1000人の町だったのが、今や、24万7987人
の大都市に拡大。フィニックス市からはサンタフェ鉄道も通じ、2011年には、
フィニックス国際空港から直行できる「ライト・レイル」も、グレンディール市
へ伸びてきます。
昔は、綿花、野菜栽培がメインでしたが、急成長を続ける市は、さらに
多くの移住者を迎え、「規模の拡大は魅力を呼び、人口は増えるばかり」
のにぎやかさです。
女性市長、エリアンヌさんは「ここにメジャー・リーグを迎えれば、
3大プロスポーツはそろいます。さらに注目を集めるでしょう」と
意気込んでいます。
昨年3月、迎えるチームは、ドジャース、ホワイトソックス、と発表されました。
ドジャースは、ア、ナ両リーグの西海岸チームで、ただひとつ、フロリダに
残っていた名門。ホワイトソックスは、現在ツーソンでキャンプして
いますが、2012年には移転してくる約束になっています。
了
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