いよいよ、メジャー・オープン戦が開幕。アリゾナ州(カクタス・リーグ)
フロリダ州(グレープフルーツ・リーグ)に別れて、開幕へ調整します。
今や、人気と期待はアリゾナに集中。目下、12球団が参加していますが、
何と言っても地理的に、フロリダ州より断然便利です。
ほとんどがフェニックス地区に集まり、市バスで簡単に行ける便利さは、
ファンにとって、大変有りがたいことです。
交通の不便なフロリダと違い、アリゾナは各キャンプ地間の距離が短いのが特徴。
しかも、ピオリア(マリナーズ、パドレス)サープライズ(ロイヤルズ、レンジャーズ)
ツーソン(ダイヤモンドバックス、ホワイトソックス)は、同じキャンプ地
に2球団が同居しているので、楽に観戦できます。
市バスの「バレー・メトロ」はこのキャンプ期間中、キャンプ地巡りの
バスを走らせ、ガイドも発行しています。市バスの時刻表「バス・ブック」
もすぐに手に入ります。レンタカーに頼らなくても、公共の足があるのはうれしいです。
アリゾナは平坦な土地で、いくらでも開発できる広大さ。州、郡、市が
総力を挙げて施設を新設。ホテル、店も増え、観光客誘致に努力しています。
フェニックスを中心に、うまく、「バス・ブック」でダイヤを組んで、出かけましょう。
ジャイアンツのキャンプ地「スコッツデール・スタジアム」は、1992年
に竣工。州、郡、市が協力して、2006年に全面改修。2310万㌦
を掛けてニュールックになりました。1万500人収容(芝生席2000)のスタンドを持つ
立派な野球場です。
施設充実とともに、ジャイアンツはスコッツデールと2025年まで、
20年間の契約を延長しました。
キャンプ後はアリゾナ・リーグ、アリゾナ教育リーグにも使用しています。
このスタンド下コンコースに「アリゾナ教育リーグ殿堂」の受賞者
が掲額されています。
了
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