ヘルスケア財団へ問い合わせたところ、「博物館施設は以前のまま運営
されています。博物館の専任職員、ジュリ・S・リッジウェーさんも、ずっと
働いています。どんなインフォーメイションでも彼女から得られ
ます」と、親切なメールが届きました。
ジュリさんは小柄な眼鏡を掛けた優しい美人。私は訪ねたとき「博物館運営に寄付
を頂ければ、カッブ・バット・レプリカをプレゼントします」と、誘われた
ことを思い出しました。
往復のタクシー代で大金を遣ってしまったので、寄付は思いもよらず、
そのままアトランタへ戻りましたが、「記帳して下さい」と、分厚いサインブック
にサインを求められ、英語で書き込みました。そのころ、日本人
で訪問したのは、私が初めてだったようです。
前回、コカコーラ投資で富を得た、と書きましたが、博物館の
グッズ・ショップには、カッブの似顔絵入り、プレー写真付き、
生誕地記念の3種類のコーク・ボトルを売っています。
当時製造ボトルの貴重品。オークション価値が高いからか、
1本200㌦もの高値が付けてありました。私は「カッブ・スクラップ・ブック」
(19・99㌦)1冊を買い求め、伝記風の年代記を参考にしています。
カッブの生涯通算打率・366は未だに破られていない大記録。23年間
3割を続けた最高のバッターの側面を、ここで、つぶさに
見られ、地元市民に神のごとく尊敬されている、偉大なカッブ研究に満足の1日でした。
最初、アトランタから往復、と行路を書きましたが、隣の
サウス・カロライナ州の州境近いグリーンビル市から
85号線か、29号線を走れば、アトランタからの距離の半分で
行けます。グリーンビル市へは、シカゴ・オヘア空港から
空路直行便があります(UA、AA便)。約2時間で到着します。
(私はまだ試したことがないので、成否は分かりません)。もし、
機会があればチャレンジしてみましょう。
カッブ博物館のホームページはwww.tycobbmuseum.org です。
了
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