アメリカン・リーグ中地区優勝のインディアンスは、
クリーブランド市のジェイコブズ・フィールドがホームです。
ホプキンス・国際空港からタクシーで約20分。20㌦(約2200円)
でダウンタウンへ到着。この市内の真ん中に野球場があります。
NBAのバスケットボール・コート「グンド・アリナ」と隣接する形で
建つモダンな野球場です。
グンド・アリナ、ジェイコブス・フィールドの目の前を走る「オンタリオ・
ストリート」に面して、球団事務所と、グッズ・ショップがありますが、
このショップから自由に出入りできる、インディアンスの歴史を
飾るスターを集めた殿堂があります。
入場無料。通りに面した入り口からでも、ショップへ寄るついでに
入るドアからも参観できます。
「HALL OF FAME」は、いささか狭いのですが、インディアンスの歴史
をたどる、英雄たちが、すべてここに集められ、様々のメモラビリアとともに
飾られています。
インディアンスは実に100年を超える野球の歴史があります。
2001年7月21日、この球場で、盛大に、「100周年記念祭」
が開催されました。まだお元気な、往年のスターも集まり、ファンの拍手、
歓迎を受けました。この100年祭記念ブックは、A3版の
特大カラー特集で、私も重い1冊を買いました。貴重な写真集が
いっぱいで、かっての盛況が偲ばれます。
インディアンス殿堂入りした方々の写真は、3段に分けて、壁面に
飾られ、氏名だけ添えられています。みんな、名前を見れば
「ああ、あの人か」と、すぐ分かる有名人ばかりです。
この展示室とともに、ゲートC広場前に建つ、快速球投手、ボブ・フェラーの銅像
は圧巻でした。
大きく振りかぶり、捕手のミットへ投げ込むポーズ。迫力満点で、
しばし見ほれます。試合前に、この銅像前で、記念撮影をする家族連れの
姿が目立ち、いつもにぎやかです。84歳の高齢になったフェラーさん
は、100周年記念祭に出席。明るい笑顔で手を振っていました。
まさに、人間国宝、という存在ですね。ファンのあこがれの的、
と言ってもいいでしょう。
了
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