この壁面には、ドジャースのブルックリン時代からの
歴史写真が、飾られています。
ヤンキースを初めて破り、王座に着いたとき。ブルックリン
に凱旋した、ドジャース・ナインを迎える、市民の熱狂ぶりが、特に
印象的な1枚です。踊り狂うファン。市民の服装。もう60年も
前の、古き良き次代を伝える風景です。
もう、ブルックリンのエベッツ・フィールドは、どこにも姿が
ありません。この模型は、パサディナ市にありますが、
これは、後日、お伝えしましょう。
約10年間も、不動のコンビを組んで「黄金内野」と、
言われた、1970年代の内野カルテットの写真は、懐かしい
ものでした。
スティーブ・ガービー一塁手、デービー・ロープッッス二塁手、
ロン・セイ三塁手、ビル・ラッセル遊撃手は、実に呼吸が合い、
素晴らしい守備で、投手を助けました。打撃でも、様々の活躍をしました。
特に、セイ三塁手は、ちょこちょこ、と動く様子に、愛嬌があり「ペンギン」
の愛称でファンに親しまれていました。非常な人気者、でした。
彼のサイン・ボール、使用バットも飾られています。
ここで、今でも、忘れられないのは、1988年のワールド・シリーズ
第1戦、ドジャースの逆転サヨナラ勝ちです。
当時、ア・リーグ優勝のアスレチックスは、ホセ・カンセコ
外野手、マーク・マグワイア一塁手の大砲コンビが、他を
圧倒。独走で優勝。意気揚々と、ロサンゼルスへ乗り込んで
きました。評判も「アスレチックス強し!」で固まり、だれも、
ドジャースの勝利を夢見た人は、いなかった、と、思います。
ところが、歴史に残る、ハプニングが起きた、のです。
了
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