冬季五輪、バンクーバー、その６

バンクーバー市内は、夜でも、オフィスには、電灯が

煌々と、明るいのです。水資源、電力が豊富。夜間のセキュリテイのため、消さない

のだそうです。６０％が水力発電。後は火力と原子力。電気代は非常に安いので、

一日中、消さないでいた方が、安全、というわけです。

ブリティッシュ・コロンビア州の花は「ハナミズキ」（ＤＯＧ・ＷＯＯＤ）。

赤い実を付けます。

バンクーバー市は、多国籍都市。人口２３０万人の中で、

一番多い外国人は、中国人。実に４０万人もいます。日系人は約

３万人。いかに、世界へ進出する、中国人のエネルギーが

すごいか、分かります。４人に１人はアジア系、とも、言われて

います。

市はマルチ・カルチャー文化吸収に力を入れています。

小学校に、この多国籍の方々を、異文化のゲスト・スピーカー

として、招き、子供たちに、話しを聞かせて、世界各国の

交流への理解に力を入れています。

１０年以上、カナダに在住すれば、年金資格を得られますし、

「バンクーバーほど住みやすい町はありませんよ」と、ガイド

さんも言うのです。

しかし、住宅の値上がりはすさまじい、のには、聞いてびっくり。

最新設備の住宅は、１億円以上。庶民には、とても、マンション、

一戸建ちを買うのは、大変、とも聞きました。市内は、高級

マンションの建設ラッシュですが、「１０年前は安かったのですが、

いつ、この高値が収まるか」と、ガイドさんも、ため息でした。

了