メジャーの各球場には、ほとんど、殿堂、または、博物館が
併設されています。その中でも、一番豪華なのは、新設された
シンシナチ・レッズの「グレート・アメリカン・ボールパーク」
の殿堂・博物館です。
明るいガラス張りの2階建てのビルは、球場内の入場門に独立して
建てられ、1階に、レッズ・チーム・ショップが入居していますが、
すべて、レッズの歴史と、伝統が、ぎっしり詰まる宝庫
です。
1869年5月、レッズの前身、レットストッキングスが、アメリカ
史上初のプロ試合を行ったのが、この町の野球歴史を開き
ました。その歴史変遷が、克明に分かります。
最近では「ビッグ・レッドマシン」と、恐れられた、1970年代
の黄金時代が、最も華やかな歴史を残しています。当時の
名将、スパーキー・アンダーソン監督は、レッズから、タイガース
で、いずれも優勝しましたが、彼が、クーパースタウンの野球殿堂入り
したときのあいさつで、しきりに「シンシナタ」と、発音するの
です。何故?と思いましたがー。
私は、何度も、聞き直しても同じ。この独特の言葉
は、彼が愛するシンシナチ市の愛称、だそうです。
レッズの看板カラー、赤は、実に鮮明なレッド。見上げると、
青空に良く映えます。ダウンタウンのホテルから、橋を渡り、
歩いて行ける球場。入り口まで行けば、この殿堂は、
すぐに分かります。シンシナチ訪問の方は、是非、
訪ねてください。新たなレッズの発見がある、はずです。
チケットは大人8㌦(約960円)試合のチケット入場
した人は5㌦(約600円)でOKです。
球場に併設された殿堂で、これほど、内容があり、レッズの
歴史を研究できる、施設は、他に例がないでしょう。
了
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