タイガースのミゲル・カブレラ三塁手は、3日、見事に3冠王になりました。
最終日は2打数ノーヒットで交代しましたが、デーゲームのレンジャーズ・
ハミルトン外野手は、1安打に終わり、1本差の本塁打はそのまま。
打率・330、打点137、本塁打44本。堂々たる成績です。
秋まで首位打者だった、驚異の新人、エンゼルスのトラウト外野手は
「彼こそアン・ビリーバブル・ガイ。2ストライクになっても、次の球
をヒットできる。打席に立てば、何でもできる。ものすごい、最高の
バッター、と信じます」と、脱帽でした。
本塁打、打点とも終始リードしながら、ともに次点に終わった
ハミルトンは「彼こそ、MVP。もし、彼がMVPを取れないなら、私は辞めるよ。
トラウトは新人王でいいじゃないか」と、カブレラを称えるのです。
2人の3冠王、フランク・ロビンソン、カール・ヤストレムスキーも「今の
時代でこれだけの実績を挙げたのは偉大なこと。祝福しょう。みんなで」。
「彼はいま、MLB最高のバッター。安打も長打も自在。何の疑問もなく
ベストの選手」と、マクラチン(パイレーツ)コナーコ(ホワイトソックス)
バトラー(ロイヤルズ)らも称賛するのです。
「僕はデトロイトに来て、このチャンスをもらった。毎日プレーするのが好きなんだ。
僕はじっとしているのはイヤ。デトロイトは楽しい。日々プレーした
ことが、夢を生んだ」。
童顔のカブレラはそう語りました。今季の欠場はわずか2試合しかありません。
最後の1ヶ月は、実に打率・429。10月2日は4安打。タイトルへものすごい集中力
ではありませんか。
MLBコムのレポートでした。
了
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