今季最多勝利のフィリーズは、自慢の打線が爆発せず、
1点も取れず完敗です。まさか、の敗退ではありませんか。
特に不振の原因は4番・ハワード一塁手。全く打てず三振のヤマ。
打率・105。目をおおたくなるほどの貧打でした。終盤は地区優勝を決めて
から休み、故障の治療に努めていましたが、体調は回復せず、
最後はアキレスけんを痛めてゲームセット。
ヤンキースの4番、A・ロド三塁手が打てなかった、と、同じように、
ともに、主力打者が大きく期待を裏切りました。
カージナルスのクリス・カーペンターは打者31人、無四球の快投。
内野ゴロ凡打は16も。実に素晴らしいピッチングでした。
カージナルスのトニー・ラルーサ監督は、ベンチ前でカーペンター
を抱き締め、感激の抱擁でした。
今季ブリューズとの対戦は最後は追い込みましたが、あとひと息
届きませんでした。
地区シリーズはホーム3戦全勝、今季最高勝率を挙げたミルウォーキーで
開幕します。今度は7回戦制度。ミルウォーキーで4回やるわけ
なので、ブリュワーズの有利は動きませんが。
ブリュワーズ斎藤投手は、7回3人凡打でピタリ。ホールドを記録。
41歳のベテランの頑張りには拍手を送りたい、ものです。
(了)
コメント