オリオルズの殿堂に応援団長がいた

オリオールズのカムデンヤードを観戦しました。

９月１４日は「バック・シュワルター監督のＴシャツデー」。観衆は

前日の倍増でしたが、それでも、１万人台でした。

外野席の入場口そばの「オリオールズ殿堂」の写真額が掲げ

られています。ここで、ファン代表、熱狂的な応援を続けてきた

「ワイルド・ビルー・ハギー」さんの額が掲げられていました。

各球団の殿堂を見て回りましたが、応援団長とは、初めての

発見でした。１９７０年から約１０年間も、ホーム試合は姿を

見せ、外野席に陣取り、「オーリーオールズ！」の掛け声で声援

し続けた有名人でした。ひげもじゃの顔、帽子、独特のスタイル

は、人気抜群でした。

ハギーさんは、２００７年に亡くなられましたが、その支援を

表彰しようと、球団は「ハギー賞」を創設。第１回の男に

ハギーさんを選び、２００８年、この殿堂に加えたのです。

ファンを大事にする、チームの姿勢がいいですね。

また、２００４年に表彰された、エミー・テイラーさんは、

審判室担当で、１９６０年から皆勤。何と３５００日

連続仕事を続けた”アイアンマン”。こういう、すごい方々が

オリオールズを支えてきたのです。

入ってすぐの煉瓦外壁（女性用のトイレ入り口）の、上下４段に

びっしり額は飾られています。ボルチモアを訪ねたら、眺めて

ください。

（了）