アメリカのイタリア移民は、スポーツ界に素晴らしい位置
を占めています。
シカゴに、その偉大なスポーツマンの功績を称える
「ナショナル・イタリアン・アメリカン・スポーツ殿堂」が、あります。
オヘア空港から出る高架鉄道「ブルーライン」に乗り、約40分
で、UC-HALSTED駅で下車(1㌦70㌣。約220円)。
徒歩20分で、この殿堂に到着。シカゴの道路は1日中混んでいて、
この電車が、最も安全、確実、便利です。ブルーラインは行く先
が2カ所に分かれていますが、この駅は、どちらの線も通過する
ので安心。進行方向へ、一番先頭車両に乗って下車。すぐに
橋を渡り、イリノイ大学の広いキャンパスを横に突っ切り、
W(ウェスト)TAYLOR・ストリートに出たら右折。この道
を真っ直ぐ行けば、リトル・イタリー地区の真ん中に、殿堂
が左側に建っています。
道路を隔てて右にある小公園に、偉大なジョー・ディマジオ
の銅像が建っています。ディマジオこそ、イタリア移民の
成功した象徴でしょう。その、バットを振り切り、天を見つめる、
ジョーのユニホーム姿は、貫禄十分。ここには、円形の
ベンチもあり、バラの花も咲き乱れ、リトル・イタリー住人の憩い
の場にもなっています。
館内の、1階展示場を、展示演出をアドバイスしたのは、ドジャース
の名将、トム・ラソーダ。その名前を掲げたギャラリーです。
ラソーダは、夫人のジョーさんと一緒に、この計画に参加。
2人の写真が、入り口に飾られています。ラソーダも、イタリア移民の
名を挙げた偉人の1人、なのです。
了
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