ピネラ、ニューヨークへ帰る

オールスター・ゲームのコーチ変更が発表されました。

ナ・リーグは選ばれていた、メッツ・ウィリー・ランドルフ監督が解任されたため、

空席のポストに、中地区1位のカブス・ルー・ピネラ監督が指名されました。

ナ・リーグの指揮を執るロッキーズのクリント・ハードル監督が、２６日に決めたもので、

昨年までヤンキースにいた、ジョー・トーリ監督（現ドジャース）が交代するもの、

と、だれも思っていただけに、この人事は意外に思われています。

「オールスターの期間中、3日は実家のフロリダで休養を取るつもりでいた。

トーリじゃないのか？でも、指名されればうれしいよ。私は、１０年間、

ヤンキースの外野手だったし、ヤンキースのコーチも、監督もやった。

本当にヤンキー・スタジアムに立つのは久しぶりだ」

ピネラは１９８８年の後半、ヤンキースを指揮して以来、２０年ぶりの

ヤンキー・スタジアム登場です。ハードル監督の人選もいい、と思います。

「建設中の新ヤンキー・スタジアムも見学したい」と、話すピネラ。

ナの代表選手候補は話題のカブスが中心なので、補佐役のコーチは

願ったりではないでしょうか。

指名されなかったトーリは複雑な心境でしょう。

フューチャーズ・ゲームの世界選別メンバーも同時に発表されましたが、

１０カ国から選ばれたメンバーの中に日本人はゼロでした。

ファン投票は7月2日締め切りです。テレビ中継で公表される両リーグの選手は

7月6日です。

どんな結果になるか、待たれます。

了